生命保険料控除とは全く別物、とってもお得な住宅ローン控除とは

若い方でも生命保険控除はなんとなく年末調整で書いていると思うんですが、

住宅ローン控除を、前の上司は面倒くて書いてなかったそうです。

絶対に書かなくては駄目ですよ。

生命保険控除程度しか、住宅ローン控除は帰って来ないとか思ったら大間違いです。

 

住宅ローン控除は税額控除

税額控除とは

分かりやすくいうと、税金を払う額を減らすものです。

こう書かれてもピンとこないですよね。

ですので、まずは一般的な生命保険控除を説明します。

 

生命保険控除の所得控除とは

所得控除とは、年収から税金のかかる枠を減らすと言うものです。

庶民は大体、所得税5%、住民税10%ですので、これを踏まえて計算します。

 

生命保険控除ですと年間2万5000円まで100%所得控除ですので

安い保険、月々2000円を

年間2万4000円支払った場合

所得税、2万4000円×5%=1200円

住民税、2万4000円×10%=2400円

税金がかからなくなります。

 

年末調整上は、

所得税の1200円しか帰って来ませんが、

来年の住民税が2400円減りますので、

安い保険だからと侮らず、必ず申請しましょう。

一般的な控除は、こちらの所得控除で、税金のかかる枠を減らすものです。

 

住宅ローンの税額控除では

税額控除で2万4000円なら

2万4000円そのまま税金を払わなくて済みます。

住宅ローン控除は年末の残債の1%

残債が2000万なら

理論上は20万税金を払わなくて済むと思ってしまいますが、

 

住宅ローン控除には元々は所得税から減額が主であり。

住民税に関しては特別な配慮で減らすと言うことで、

所得税の課税所得金額の7%の制限があるため、

年収400万円で奥さんとチビッコ2人家族構成だと

所得税は全て免除になりますが

住民税は年間14万円ほどかかってしまいます。

ちょっと残念ですね。